シアトル発のクルーズ

2時間でも2日間でも、船から降りたすぐそこにたくさんの楽しみがあります。

Smith Cove Rachael Jones

クロンダイクでのゴールドラッシュの時代に、シアトルが築かれる一助となった辺境の地を、シアトルからアラスカへのクルーズで体験してください。この地には、壮大な風景、素晴らしい野生生物、勇敢な探検家たちの歴史が残る人里離れた町があります。

シアトル中心部には2つのクルーズ船ターミナルがあります。シアトル・タコマ空港からすぐにアクセスでき、7つの主要クルーズ会社が4月中旬から10月下旬まで運航しているので、シアトルは、アラスカ行きクルーズ旅行の出発点として最高の場所だと言えます。

ベル・ストリート・ピア・クルーズ・ターミナル（66番埠頭）とスミス・コーヴ・クルーズ・ターミナル（91番埠頭）はいずれもダウンタウン近くにあるので、クルーズ旅行の前後に、シアトルの主要観光スポットや有名なグルメシーンを快適に見て回ることができます。

また、荷物を持たずにシアトルを観光する簡単な方法もあります。シアトル港のポート・バレットは、クルーズが終わった後、船から航空便まで無料で荷物を運んでくれます。

クルーズの前後にしたいこと

ベル・ストリート・ピア・クルーズ・ターミナル（66番埠頭）

シアトル・タコマ空港からタクシーまたはシャトルバスで25分のところにあります。主要なダウンタウンの観光スポットの近くにあることから、クルーズ前後の散策に最適です。またこのターミナルには、ノルウェージャン・クルーズラインやオセアニア・クルーゼズが就航しています。

• ウォーターフロントには、57番埠頭のシアトル大観覧車や59番埠頭のシアトル水族館など、有名な観光スポットがいくつもあります。通行するフェリーボートや土産物店など、ウォーターフロント周辺を回るのに、2時間は余裕を見ておきましょう。
• パイク・プレイス・マーケットは、66番埠頭から徒歩10分で行けます。ずらりと並んだ店や生鮮食料品店を回り、大道芸や魚投げを見物して、スターバックス1号店で記念写真を撮りましょう。
• オリンピック彫刻公園は、66番埠頭から北へ徒歩10分のところです。この無料の屋外彫刻公園では、芸術と自然を一度に鑑賞することができます。

スミス・コーヴ・クルーズ・ターミナル（91番埠頭）

このクルーズ・ターミナルは、空港からタクシーまたはシャトルバスでわずか35分の、ダウンタウンの北、マグノリア地区にあります。また91番埠頭は、ダウンタウンの観光スポットからタクシーで15分またはバス（キング・カウンティ・メトロの33番バス）で25分です。この港には、カーニバル、セレブリティ、ホランド・アメリカ・ライン、プリンセス、ロイヤル・カリビアンのクルーズラインが就航しています。

• シアトル美術館は、何世紀にもわたる文化的背景を持つ作品やインスタレーションをはじめとして、世界中から集められた何千もの作品を所蔵しています。
• シアトルのダウンタウンには、百貨店のノードストロームの旗艦店、ショッピングモールのパシフィック・プレースやウェストレイク・センターなど、徒歩圏内に何百もの店が立ち並んでいます。
• ダウンタウンのウェストレイク・センター・ショッピングモールからシアトル・センター・モノレールに乗ると、シアトルのシンボルであるスペース・ニードルやポップ・カルチャー博物館（MoPOP）などの観光スポットがあるシアトル・センターに行くことができます。

クルーズ・ターミナルへの公共交通機関

クルーズを利用する人は、どちらかのクルーズ・ターミナルまで、タクシーやシャトルバスの他にも公共交通機関を利用することができます。空港とダウンタウンを結ぶリンク・ライトレールはユニバーシティ・ストリート駅とウェストレイク駅を経由します。キング・カウンティ・メトロ・トランジットの33番バスは、3rdアベニューとパイン・ストリートの交差点から91番埠頭まで行くことができます。また、24番または33番バスに乗って3rdアベニューとベル・ストリートの交差点で下車、そこから5ブロック歩けば66番埠頭です。

旅行のプロの皆様へ。

シアトルのクルーズ情報をご紹介します。また、資料はこちらをご覧ください（英語）。