このカラフルな一帯には、作りたての豆腐のカレーがたったの8ドルで食べられる手軽な(そして美味しい)タイ・カレー・シンプル(Thai Curry Simple)から、すべての料理をシェアできるよう回転式の円卓で時間をかけてゆっくりいただくフルコースの飲茶を楽しめるジェード・ガーデン(Jade Garden)まで、アジア大陸全域からやってきた食べ物がそろっています。きどらない店グリーン・リーフ(Green Leaf)では、ベトナム風春雨や、シーフードを詰めたカリッとしたベトナム風クレープ、バインセオなどの本格的なベトナム料理が楽しめ、近くのタマリンド・ツリー(Tamarind Tree)では、同様のメニューがちょっと豪華な雰囲気の店内で楽しめます。お寿司なら威厳ある藤(Fuji)やこぢんまりしたつくしんぼ(Tsukushinbo)、ビールが進む居酒屋風のかなめ(Kaname)、前川(Maekawa)がおすすめです。
ノースウエスト風デザインの洋服とジュエリーが詰まったモモ(Momo)は、シックな黒のドレスやキュートなプリント柄の靴下が気軽に買える楽しい小さなお店です。宇和島屋(Uwajimaya)スーパーの北東の角にはマンガやカラフルな文房具、日本語の新聞を取り揃えた書店、紀伊国屋(Kinokuniya)があります。宇和島屋も一見の価値があり、棚にはキャンディーやアジアの珍味がそろっています。手土産には、フジ・ベーカリー(Fuji Bakery)のふわふわの抹茶パンと香り豊かなモカクロワッサンをどうぞ。
由緒あるパナマ・ホテル(Panama Hotel)の歴史の重みを感じさせるロビーでお茶をしたら、ウィング・ルーク美術館(Wing Luke Museum)に向かいましょう。ちょうどブルース・リー展が2年目に入ったところで、新たにブルース・リーの多数の出演作にスポットが当てられています。この美術館では、ハーブショップをのぞいたり、老舗のレストランの食べ歩きをしたりなど、さまざまなテーマで近辺をめぐるツアーも開催しています。神戸テラス・パーク(Kobe Terrace Park)では、シアトルの日本の姉妹都市、神戸から贈られた4トンの石灯篭が、春に満開になる富士山の桜の木の間に佇んでいます。旧正月のお祝いでは獅子舞が街中を練り歩き、多くのレストランが2ドルという破格の値段でふるまう料理を楽しむことができます。