歩いて回れるシアトルのウォーターフロントは、再開発が完了した2015年7月以降、再びショップやレストラン、観光名所があふれる街となりました。ダウンタウンの中心地からほんの少し離れて、夏や秋にピア(桟橋)に集まる人たちと一緒に、いつまでも続くかのような日差しを浴びながら、思う存分楽しんでみましょう。
蒸したばかりのカニの足や、剥いたばかりの牡蠣を味わう事なく、ウォーターフロントを散策することはできません。ザ・クラブ・ポット(The Crab Pot)では、ナプキンを胸にかけ、木槌を渡してもらったら、テーブルにシーフードいっぱいのボウルが運ばれてきます。隣のピアには地元の人に人気のエリオッツ・オイスター・ハウス(Elliott’s Oyster House)とそのカジュアルな姉妹店カフェ56(Cafe 56)があり、ウォーターフロントという絶好の立地で季節のおすすめ品や新鮮な牡蠣を楽しめます。
イー・オールド・キュリオシティ・ショップ(Ye Olde Curiosity Shop)は好奇心をそそる品物であふれています。半分が博物館、半分が風変わりなギフトショップになっていて、双頭の子牛やミイラなどの変わった品や、奇抜なお土産が並んでいます。パイレーツ・プランダー(Pirates Plunder)も他とは違ったお土産を探す観光客にぴったりのお店で、セクシーな海賊グッズや奇妙なゾンビグッズを取り揃えています。
ピアをぶらぶら歩くのがウォーターフロントを楽しむ最高の方法でしょう。ゆっくり歩くとピア50(Pier 50)からピア70(Pier 70)まで30分ほどかかります。これに途中の必見のお店に立ち寄る時間も加えておきましょう。シアトル大観覧車(Seattle Great Wheel)は街並みを眺めながら一杯飲むのに最高です。ワシントン州フェリー(Washington State Ferries)に乗れば、エリオット湾(Elliott Bay)の美しい眺めを背景にクルーズを楽しめます。フェリーでは、日帰り旅行に最適な近くのベインブリッジ島(Bainbridge Island)や、キトサップ半島(Kitsap Peninsula)に位置する海軍の街ブレマートン(Bremerton)に行けます。