サステイナブルなシアトルで環境に配慮した旅をしましょう

気候に配慮したシアトルのライフスタイルを通じて、環境に優しい旅を気軽に楽しみましょう。

シアトルで「グリーン」といえば、単に景色を覆う木々の色のことではありません。「グリーン」は、サステナビリティに対するコミットメントを示すものであり、街のあらゆる場所で目にし、感じ、体験することができるものです。シアトルが、アメリカ有数の持続可能な都市の一つとして、常に上位に数えられているのはそのためです。ここでは、シアトルで気持ち良く旅をするための方法をいくつかご紹介します。

環境に配慮して宿泊する

シアトルでは多くのホテルが、よりクリーンで健康的な地球を実現するために、環境への取り組みを真剣に行なっています。堆肥化可能な食器、ペーパーレスのチェックイン、タオルや寝具の再利用オプション、豊富なリサイクルボックスなど、ちょっとしたことで気が付くと思います。しかし、もっと大きな取り組みにも気が付くことでしょう。ホテル1000は、ネット・ゼロ・エミッションに取り組んでおり、電気自動車の充電、プラスチックゴミを最小限に抑える再利用可能なバスルーム用品、責任ある調達によって入手した飲食品を用意しています。Wシアトルとシェラトン グランド シアトルはいずれも、環境への取り組みを認められたグリーンシールを取得しています。また、サウス・レイク・ユニオンのシチズンMとハイアット アット オリーブ8はそれぞれ、米国グリーンビルディング評議会のLEED認証のゴールドとシルバーを取得しています。これは、建物が、エネルギーや水の消費量を抑え、埋立廃棄物の量を減らすように設計されていることを認証するものです。

環境に配慮して食事をする

多くの地元シェフは、太平洋岸北西部で栽培、収穫、捕獲、生産された食材を使用し、「ファーム・トゥ・テーブル」の考え方を取り入れています。こうすることで、新鮮で高品質な食材を確保し、食材の輸送時に発生する温室効果ガスの排出量を削減することで、高い持続可能性を実現しています。シアトルで人気の農場直送のレストランをご覧ください。より持続可能な旅をするには、再利用可能な水筒を持参するか、購入するのもよいでしょう。多くの企業、ホテル、交通センターには、すぐに水を汲むことができるスタンドが設置されているので、水分補給をしながら、使い捨てのペットボトルを減らすことができます。

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環境に配慮して見て回る

シアトルは、コンパクトで歩きやすい街として、環境に配慮した移動方法という点で他をリードしています。多種多様な電動のスクーターや自転車をレンタルできるほか、ライトレールや、ハイブリッドバスやオール電化バスなど、電気を使用する公共交通機関も充実しています。さらにシアトル・タコマ空港を管轄するシアトル港湾局では、収集した雨水をトイレに再利用したり、地上支援用に電気自動車を使用したり、照明や冷暖房装置をエネルギー効率に優れたものにアップグレードしたりすることで、年間43.2 kW時を節約しています。

環境に配慮して遊ぶ

シアトルでは、環境を配慮する道を進みながら、優れたエンターテインメントを楽しむことが可能です。その好例が、世界で初めてネット・ゼロ・カーボン認証を受けたアリーナであるクライメット・プレッジ・アリーナです。シアトル・センターにあるこのワールドクラスの会場は、再生可能な電力のみで運営し、定期的にコンサートやスポーツイベントを開催しています。また、リサイクル可能なカップやペーパーレスチケットなど、夜の外出を気持ちよく過ごすための工夫が数多く行われています。また、2024年にオープンが予定されている、シアトル水族館の新しいオーシャン・パビリオンは、2025年までに廃棄物をゼロにし、化石燃料を全く使用しない運営を目指す、リビング・ビルディング・チャレンジのペタル認証を取得した世界初の水族館です。